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2022.04.27
〈Earth day〉がテーマだった4月のプロジェクトの締めくくりにやってきたのは!
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4月は〈Earth day〉をテーマに、午後の〈Project Time〉を過ごしてきた湘南ホクレアクルーたち。
「地球を守るために自分たちができることはなんだろう?」とキャプテンの問いかけから対話を開始したところ、「Eco friendly soapを作ってみたい!」という展開に。クルーたちの「やりたい!」を「よーし、やっちゃおうぜ!」と答えるのがホクレアスタイル。ググれば石鹸の作り方は出てくるからそれでやってみるのも良し。でも、せっかくEath day Projectから導かれたアクションなのだから、石鹸を作ることが目的になってしまってはもったいない。大切なのは「Eco friendly soapをつくるというアクションが、どうやって地球を守ることに繋がるのか?」を知ること。
早速、キャプテンMIWAの呼びかけでホクレアスタッフによる緊急チャットが開始され、学園長YURIの頭にピンときた達人が〈堀 直也〉さんだった。
堀さんは、潜水士やマリンスポーツのインストラクター、ネイチャーガイドをしていて、仕事も遊びも海がフィールド。
そして「自分の大好きな海が、これからもずっと綺麗であってほしいから、自然に優しくて、その上でなるべく量を使わないで済む、あまり売れない洗剤を作りたい」という想いから、「すすぎ0回で月間750リットルの水を節約」できて、「21日間で全成分の70%が生分解」されて、「15倍希釈で食器洗いや拭き掃除」に使えて、「4倍希釈で頑固な油汚れを落とせる」洗濯用洗剤〈ALL Things in Nature〉のディレクションをされている人物。ちょうど1年前に、地元の弓ヶ浜の浅瀬でわかめに絡まって弱っていたイルカを見つけ、喉に詰まっていたビニールゴミを取り出して、自らが沖まで連れていった体験談をクルーたちに話してくれました。イルカを助けている映像から、沖に連れて行ってからずっと離れないで遊んでくるイルカの姿にクルーたちは釘付け。
そしてビーチグラス(捨てられた瓶が海岸や海中の岩や砂で削れて角の取れたもの)を、ビーチクリーンの際に拾った人が、実店舗でお金のように使えるようにした〈ビーチマネー〉の活動についても話してくれて、クルーからは「ビーチマネーしか使えないお店を作ろうよ!」という意見もでて、大盛り上がり。
サバイバル力のひとつ〈起業スキル〉を磨くためにも「ビーチマネーしか使えないお店」を実際に起業してみてはどうだろう?とRIJICHOはやる気満々。
そして、洗濯や洗い物をするのにたくさんのきれいな水が使われていること。そのきれいな水が洗剤と油と一緒に流されて、海や川を汚すことなどを実験を交えて説明しながら、水をできるだけ使わないで洗濯や洗い物をする方法も教えてくれました。参加したママたちも目から鱗。
達人授業の後、ホクレアクルーたちは、それぞれの視点で堀キャプテンの話を振り返りました。この振り返りが素晴らしすぎて感動。
アフタースクールは早速ビーチに足を運び、ビーチクリーンをするクルーたち。
これこそアクティブラーニングであり、フィールドワークであり、まさに「生きた学び」!!